Ciscoルータとの接続
Ciscoルータやスイッチを設定していくためには、それらの機器に何らかの方法でパソコンと接続しなくてはいけません。
最も基本的な接続方法はロールオーバーケーブル(コンソールケーブル)を使用したコンソール接続となります。
ロールオーバーケーブルとは、ルータのコンソールポートとPCのシリアルポートを接続するためのケーブルです。
ロールオーバーケーブル画像
一般的に出回っているロールオーバーケーブルは片方がシリアル(メス)コネクタ、もう片方がRJ45コネクタとなっています。
Ciscoルータには「CONSOLE」と書かれたRJ45コネクタの端子(差し込み口)が装着されています。
ロールオーバーケーブルでルータとパソコンをつなげるには、ルータ側は上記の「CONSOLE」ポートにRJ45コネクタを接続し、パソコン側にはシリアルコネクタを接続することになります。
しかし最近のパソコンはシリアル端子(オス)が装着されていない場合が多いです。
そのような場合、シリアルとUSBを変換する変換ケーブルを用意する必要があります。
上の画像はエレコムのシリアル-USB変換ケーブルであり、型番は「UC-SGT」です。
この変換ケーブルのシリアル(オス)コネクタにロールオーバーケーブルのシリアル(メス)コネクタを接続し、USBコネクタをパソコンのUSB端子に接続することになります。